RADEON HD5670
AMDからミドルクラスGPU「ATI RADEON HD5670」が発表されました。
40nmプロセス製造による、「DirectX 11」対応の製品です。
「RADEON HD5000」シリーズと「HD4000」シリーズのミドルレンジ
「RADEON HD5670」は、補助電源の要らない仕様で、電源供給、サイズの面で環境を選ばない製品となっています。
旧世代の「RADEON HD4670」の後継として、スペックが引き上げられたと捉えられているようです。
「4Gamer.net」に、その性能をテストした記事が掲載されています。
「ATI Radeon HD 5670」レビュー。99ドルのDirectX 11対応GPUは速いのか
3DMark06
「3DMark06」の結果を抜き出してみましたが、「RADEON HD5670」の性能は、旧世代「HD4770」と「HD4670」の中間、どちらかと言えば「HD4770」に近い性能を示しています。
NVIDIA社のGPUでは「GeForce 9600GT」と同等か若干優位なスコアです。
ただし「4Gamer.net」のレビューでは、省電力版「GeForce 9600GT」が使われていて、初期の「9600GT」より5%程度性能は落ちると言われているので、通常の「9600GT」とほぼ同程度の性能と思われます。
もっとも「GeForce 9600GT」は、省電力版で補助電源要らずの仕様となったので、同じ土俵に立っていると言えそうですが。
「RADEON HD5670」の消費電力を見てみると、「HD4670」と同程度で消費電力あたりの3D性能面は向上が伺えます。
省電力版「GeForce 9600GT」とは消費電力でも同程度で、今後価格が問題になりそうです。
「RADEON HD4000」シリーズのリファレンスクーラーはあまり冷えないものが多かったので、「RADEON HD5670」の冷却能力も気になるところですが、「4Gamer.net」のレビューでは「Arctic Cooling」製クーラー搭載の製品が使われていて、残念ながらわかりませんでした。
40nmプロセス製造による、「DirectX 11」対応の製品です。
「RADEON HD5000」シリーズと「HD4000」シリーズのミドルレンジ
| GPU名 | コア クロック | メモリー クロック | メモリー 容量 | バス 幅 | プロセッ サー数 |
|---|---|---|---|---|---|
| HD 5970 | 725MHz | 4GHz | 1GBx2 | 256bit | 1600x2 |
| HD 5870 | 850MHz | 4.8GHz | 1GB | 256bit | 1600 |
| HD 5850 | 725MHz | 4GHz | 1GB | 256bit | 1440 |
| HD 5770 | 850MHz | 4.8GHz | 1GB | 128bit | 800 |
| HD 5750 | 700MHz | 4.6GHz | 1G/512MB | 128bit | 720 |
| HD 5670 | 775MHz | 4GHz | 1G/512MB | 128bit | 400 |
| HD 4770 | 750MHz | 3.2GHz | 512MB | 128bit | 640 |
| HD 4670 | 750MHz | 2GHz | 512MB | 128bit | 320 |
| HD 4650 | 600MHz | 1GHz | 512MB | 128bit | 320 |
「RADEON HD5670」は、補助電源の要らない仕様で、電源供給、サイズの面で環境を選ばない製品となっています。
旧世代の「RADEON HD4670」の後継として、スペックが引き上げられたと捉えられているようです。
「4Gamer.net」に、その性能をテストした記事が掲載されています。
「ATI Radeon HD 5670」レビュー。99ドルのDirectX 11対応GPUは速いのか
3DMark06
| GPU名 | VRAM | 標準 1280x1024 | 高負荷 1680x1050 |
|---|---|---|---|
| RADEON HD5750 | 1GB | 14502 | 9808 |
| RADEON HD5670 | 1GB | 11146 | 7001 |
| RADEON HD4770 | 512MB | 12128 | 8264 |
| RADEON HD4670 | 512MB | 8797 | 5672 |
| GeForce 9600GT | 512MB | 10910 | 6638 |
「3DMark06」の結果を抜き出してみましたが、「RADEON HD5670」の性能は、旧世代「HD4770」と「HD4670」の中間、どちらかと言えば「HD4770」に近い性能を示しています。
NVIDIA社のGPUでは「GeForce 9600GT」と同等か若干優位なスコアです。
ただし「4Gamer.net」のレビューでは、省電力版「GeForce 9600GT」が使われていて、初期の「9600GT」より5%程度性能は落ちると言われているので、通常の「9600GT」とほぼ同程度の性能と思われます。
もっとも「GeForce 9600GT」は、省電力版で補助電源要らずの仕様となったので、同じ土俵に立っていると言えそうですが。
「RADEON HD5670」の消費電力を見てみると、「HD4670」と同程度で消費電力あたりの3D性能面は向上が伺えます。
省電力版「GeForce 9600GT」とは消費電力でも同程度で、今後価格が問題になりそうです。
「RADEON HD4000」シリーズのリファレンスクーラーはあまり冷えないものが多かったので、「RADEON HD5670」の冷却能力も気になるところですが、「4Gamer.net」のレビューでは「Arctic Cooling」製クーラー搭載の製品が使われていて、残念ながらわかりませんでした。
Core i5 661
Intelからグラフィックス機能を統合したCPU、「Core i5 600」および「Core i3 500」シリーズが発表されました。
ソケットは去年9月に登場した「Core i7 800」シリーズや、「Core i5 750」と同じLGA1156になりますが、デュアルコアCPUダイと、グラフィックス機能やメモリコントローラーからなるダイを搭載し、グラフィックス機能を内蔵した新世代のCPUです。
CPU自体にディスプレイへ出力する機能はなく、この内蔵されたグラフィックス機能を使用するには、ディスプレイ出力機能を持つ新しいチップセットを用いる必要があるようです。
このデュアルコアCPUは32nmプロセスで製造され、「HTT」(Hyper-Threading Technology)が有効化され4スレッド同時実行が可能です。
また「Turbo Boost」は、「Core i5 600」シリーズのみ、採用されているようです。
「Core i5 661」のみ、GPUクロックが900MHzと高くグラフィックス強化版となるようですが、「4Gamer.net」や「PC Watch」でこのモデルのレビュー記事が掲載されています。
[グラフィックス機能レビュー]Clarkdaleこと「Core i5-661」レビュー,統合グラフィックス機能編
CPU+GPUを統合したClarkdaleこと「Core i5-661」
「PC Watch」の記事から、CPUクロック3.33GHzの「Core i5 661」のCPU性能だけ見ると、同クロックの「Core2 Duo E8600」対して多くの場面で優位に立っています。
ただし「HTT」非対応ながら4コアを持ちクロック2.66GHzの「Core i5 750」には、はっきり見劣ることが多く、2コア4スレッドの限界も垣間見えるようです。
「Core i5 661」は、コストパフォーマンスでは「Core i5 750」に敵いませんが、真の魅力は32nmプロセスによるその省電力性にあるようです。
一方「Intel HD Graphics」と名付けられたグラフィックス機能については、「4Gamer.net」の記事が参考になります。
3DMark06 総合スコア
「3DMark06」の標準設定・解像度1280x1024の結果を表にしてみましたが、グラフィックス機能内蔵のチップセット「Intel G45 Express」や、「AMD 785G」と比べてかなり高い3D性能を示しています。
もっとも「Core i5 661」のグラフィックス機能を無効にし、単体GPU「GeForce 210」を使用した結果には見劣ります。
そしてその消費電力も「Core2 Duo E8500」や「PhenomII X4 965BE」+グラフィックス機能内臓チップセットに比べると、低く抑えられ優秀な結果となっています。
ところが「Core i5 661」に「GeForce 210」を用いた結果には、省電力性の面でも負けてしまっています。
「Core i5 600」「Core i3 500」シリーズのグラフィックス機能を搭載するダイは、45nmプロセスによる製造で省電力機能もないので、この結果も当然といえば当然です。
「Core i5 600」「Core i3 500」シリーズは、2コア4スレッドの新世代らしいCPUで、グラフィックス機能も統合型としては高性能でしょう。
しかしそのグラフィックス機能は、省電力機能がないなど新製品としては物足りず、ましてやはり3D表示のゲーム用にはまだまだ非力です。
ゲーマー視点から見ると、どうせグラフィックスカードを挿すことになるので、グラフィックス機能なしで価格を下げた製品にして欲しかったという感はありますね。
| CPU名 | コア 数 | 動作 クロック | L2 | L3 | GPU クロック |
|---|---|---|---|---|---|
| Core i5 670 | 2 | 3.46GHz | 256KBx2 | 4MB | 733MHz |
| Core i5 661 | 2 | 3.33GHz | 256KBx2 | 4MB | 900MHz |
| Core i5 660 | 2 | 3.33GHz | 256KBx2 | 4MB | 733MHz |
| Core i5 650 | 2 | 3.20GHz | 256KBx2 | 4MB | 733MHz |
| Core i3 540 | 2 | 3.06GHz | 256KBx2 | 4MB | 733MHz |
| Core i3 530 | 2 | 2.93GHz | 256KBx2 | 4MB | 733MHz |
ソケットは去年9月に登場した「Core i7 800」シリーズや、「Core i5 750」と同じLGA1156になりますが、デュアルコアCPUダイと、グラフィックス機能やメモリコントローラーからなるダイを搭載し、グラフィックス機能を内蔵した新世代のCPUです。
CPU自体にディスプレイへ出力する機能はなく、この内蔵されたグラフィックス機能を使用するには、ディスプレイ出力機能を持つ新しいチップセットを用いる必要があるようです。
このデュアルコアCPUは32nmプロセスで製造され、「HTT」(Hyper-Threading Technology)が有効化され4スレッド同時実行が可能です。
また「Turbo Boost」は、「Core i5 600」シリーズのみ、採用されているようです。
「Core i5 661」のみ、GPUクロックが900MHzと高くグラフィックス強化版となるようですが、「4Gamer.net」や「PC Watch」でこのモデルのレビュー記事が掲載されています。
[グラフィックス機能レビュー]Clarkdaleこと「Core i5-661」レビュー,統合グラフィックス機能編
CPU+GPUを統合したClarkdaleこと「Core i5-661」
「PC Watch」の記事から、CPUクロック3.33GHzの「Core i5 661」のCPU性能だけ見ると、同クロックの「Core2 Duo E8600」対して多くの場面で優位に立っています。
ただし「HTT」非対応ながら4コアを持ちクロック2.66GHzの「Core i5 750」には、はっきり見劣ることが多く、2コア4スレッドの限界も垣間見えるようです。
「Core i5 661」は、コストパフォーマンスでは「Core i5 750」に敵いませんが、真の魅力は32nmプロセスによるその省電力性にあるようです。
一方「Intel HD Graphics」と名付けられたグラフィックス機能については、「4Gamer.net」の記事が参考になります。
3DMark06 総合スコア
| CPU名 | グラフィックス | 標準 1280x1024 |
|---|---|---|
| Core i5 661 | Intel HD Graphics | 2083 |
| Core i5 661 | GeForce 210 | 2266 |
| Core2 Duo E8500 | Intel G45 Express | 1290 |
| PhenomII X4 965BE | AMD 785G | 1629 |
「3DMark06」の標準設定・解像度1280x1024の結果を表にしてみましたが、グラフィックス機能内蔵のチップセット「Intel G45 Express」や、「AMD 785G」と比べてかなり高い3D性能を示しています。
もっとも「Core i5 661」のグラフィックス機能を無効にし、単体GPU「GeForce 210」を使用した結果には見劣ります。
そしてその消費電力も「Core2 Duo E8500」や「PhenomII X4 965BE」+グラフィックス機能内臓チップセットに比べると、低く抑えられ優秀な結果となっています。
ところが「Core i5 661」に「GeForce 210」を用いた結果には、省電力性の面でも負けてしまっています。
「Core i5 600」「Core i3 500」シリーズのグラフィックス機能を搭載するダイは、45nmプロセスによる製造で省電力機能もないので、この結果も当然といえば当然です。
「Core i5 600」「Core i3 500」シリーズは、2コア4スレッドの新世代らしいCPUで、グラフィックス機能も統合型としては高性能でしょう。
しかしそのグラフィックス機能は、省電力機能がないなど新製品としては物足りず、ましてやはり3D表示のゲーム用にはまだまだ非力です。
ゲーマー視点から見ると、どうせグラフィックスカードを挿すことになるので、グラフィックス機能なしで価格を下げた製品にして欲しかったという感はありますね。
RADEON HD5970
AMDから「RADEON HD5000」シリーズ最上位となる「RADEON HD5970」が発表されました。
型番からデュアルGPUを表す「X2」が消え、わかりずらくなりましたが、2つのGPUを搭載したビデオカードです。
40nmプロセスによる製造、「DirectX 11」対応、「PCI Express2.0」をサポートする製品で、カードの長さは最長クラスで、かなりPCケースを選ぶのは間違いなさそうです。
「RADEON HD5000」シリーズ
「RADEON HD5970」は、プロセッサ数1600基の「HD5870」を2つ並べたような構成ですが、コアクロック等は「HD5850」相当に落とされているようです。
その実力は、CrossFire時の「HD5870」「HD5850」と比べてどうなのか、あるいは最強カードとして君臨していた「GeForce GTX295」と比べてどうなのか、各サイトで検証が行われています。
“300mm超級”の世界最速シングルカード,「ATI Radeon HD 5970」レビュー掲載
Radeon HD 5000シリーズのマルチGPUビデオカード「Radeon HD 5970」
「4Gamer.net」の記事から、「HD5970」と同じデュアルGPU「GeForce GTX295」の、「3DMark06」のスコアを抜き出してみます。
3DMark06 総合スコア
上表の通り、「RADEON HD5970」は「GeForce GTX295」を圧倒しており、最速シングルカードの座に付いたようです。
「HD5970」とCrossFire時との比較では、ほとんどのテストで「HD5850」CrossFireと同程度で、「HD5870」CrossFireには大きく置かれる結果になっています。
プロセッサ数で優位なはずの「HD5850」CrossFireに差を付けられない残念な結果ですが、一部「3DMark Vantage」等では優位に立っていて、ドライバのアップデートなどでまだこれからパフォーマンスの向上もあると見られているようです。
またAMDによると、「RADEON HD5970」はオーバークロックできる上限が引き上げられているようで、より高い性能を引き出せるようですね。
「RADEON HD5970」の消費電力を見てみると、高負荷時は「HD5850」CrossFire時と同程度か若干低めですが、アイドル時は「HD5850」CrossFireはもちろん「HD5870」CrossFireより高めで、デュアルGPUらしい省電力性が見て取れないあたり、ちょっと首を傾げたくなりますね。
それでも「GeForce GTX295」との比較では、アイドル時も高負荷時も消費電力は下回っていて、性能だけでなく省電力性でも優位という結果になっています。
負荷時のGPU温度も、ハイエンドとしては問題ない程度で、1枚のカードでひたすら高性能を求める人には、申し分のない製品のようです。
型番からデュアルGPUを表す「X2」が消え、わかりずらくなりましたが、2つのGPUを搭載したビデオカードです。
40nmプロセスによる製造、「DirectX 11」対応、「PCI Express2.0」をサポートする製品で、カードの長さは最長クラスで、かなりPCケースを選ぶのは間違いなさそうです。
「RADEON HD5000」シリーズ
| GPU名 | コア クロック | メモリー クロック | メモリー 容量 | バス 幅 | プロセッ サー数 |
|---|---|---|---|---|---|
| HD 5970 | 725MHz | 4GHz | 1GBx2 | 256bit | 1600x2 |
| HD 5870 | 850MHz | 4.8GHz | 1GB | 256bit | 1600 |
| HD 5850 | 725MHz | 4GHz | 1GB | 256bit | 1440 |
| HD 5770 | 850MHz | 4.8GHz | 1GB | 128bit | 800 |
| HD 5750 | 700MHz | 4.6GHz | 1G/512MB | 128bit | 720 |
「RADEON HD5970」は、プロセッサ数1600基の「HD5870」を2つ並べたような構成ですが、コアクロック等は「HD5850」相当に落とされているようです。
その実力は、CrossFire時の「HD5870」「HD5850」と比べてどうなのか、あるいは最強カードとして君臨していた「GeForce GTX295」と比べてどうなのか、各サイトで検証が行われています。
“300mm超級”の世界最速シングルカード,「ATI Radeon HD 5970」レビュー掲載
Radeon HD 5000シリーズのマルチGPUビデオカード「Radeon HD 5970」
「4Gamer.net」の記事から、「HD5970」と同じデュアルGPU「GeForce GTX295」の、「3DMark06」のスコアを抜き出してみます。
3DMark06 総合スコア
| GPU名 | VRAM | 標準 1680x1050 | 高負荷 2560x1600 |
|---|---|---|---|
| RADEON HD5970 | 1GBx2 | 24030 | 18938 |
| GeForce GTX295 | 896MBx2 | 21882 | 15007 |
上表の通り、「RADEON HD5970」は「GeForce GTX295」を圧倒しており、最速シングルカードの座に付いたようです。
「HD5970」とCrossFire時との比較では、ほとんどのテストで「HD5850」CrossFireと同程度で、「HD5870」CrossFireには大きく置かれる結果になっています。
プロセッサ数で優位なはずの「HD5850」CrossFireに差を付けられない残念な結果ですが、一部「3DMark Vantage」等では優位に立っていて、ドライバのアップデートなどでまだこれからパフォーマンスの向上もあると見られているようです。
またAMDによると、「RADEON HD5970」はオーバークロックできる上限が引き上げられているようで、より高い性能を引き出せるようですね。
「RADEON HD5970」の消費電力を見てみると、高負荷時は「HD5850」CrossFire時と同程度か若干低めですが、アイドル時は「HD5850」CrossFireはもちろん「HD5870」CrossFireより高めで、デュアルGPUらしい省電力性が見て取れないあたり、ちょっと首を傾げたくなりますね。
それでも「GeForce GTX295」との比較では、アイドル時も高負荷時も消費電力は下回っていて、性能だけでなく省電力性でも優位という結果になっています。
負荷時のGPU温度も、ハイエンドとしては問題ない程度で、1枚のカードでひたすら高性能を求める人には、申し分のない製品のようです。
GeForce GT240
NVIDIAからミドルクラス向けGPU「GeForce GT240」が発表されました。
10月に発表された「GT220」「210」に続き、40nmプロセスで製造され、「DirectX 10.1」をサポートする製品です。
またNVIDIA製GPUとしては、初めてGDDR5メモリ搭載版も用意されたようです。
[5]:GDDR5メモリ版、[3]:GDDR3メモリ版
前世代のミドルレンジ「GeForce 9600GT」との比較で、シェーダプロセッサ数(CUDA Core)は1.5倍に増えましたが、メモリインタフェース(バス幅)やROPユニット数は半減されています。
その3D性能はどの程度なのか、「4Gamer.net」や「PC Watch」のレビューを見ていきます。
99ドルのDX 10.1対応エントリーミドルGPU,「GeForce GT 240」レビュー掲載
GT200ベースのミッドレンジGPU「GeForce GT 240」
3DMark06 総合スコア
「3DMark06」を見てみると、[GDDR5]版「GeForce GT240」は、[GDDR3]版と比べて1〜2割程度高いスコアが出ているようですが、「GeForce 9600GT」には及ばない結果です。
AMD製の「RADEON HD4670」との比較では、標準設定では「GT240」優位ですが、高負荷・高解像度になると[GDDR3]版は逆転され、[GDDR5]版も互角にまで持ち込まれています。
ただし「3DMark Vantage」では、「GT240」が「9600GT」以上のスコアを出していて、得意不得意はありそうです。
消費電力も性能と同並びで、「9600GT」よりは抑えられ、「HD4670」と互角か若干高めなようです。
正直、新世代のミドルレンジGPUとしては物足りない印象ですが、「9600GT」の仕様がハイエンドに近かったために仕方のないところでしょうか。
ミドルレンジらしい3D性能と、省電力性でバランスの取れた製品と言えるかも知れません。
価格がネックになりそうですが、順調に値下がれば3D表示のMMORPG用に、選択肢の一つになりそうではあります。
10月に発表された「GT220」「210」に続き、40nmプロセスで製造され、「DirectX 10.1」をサポートする製品です。
またNVIDIA製GPUとしては、初めてGDDR5メモリ搭載版も用意されたようです。
[5]:GDDR5メモリ版、[3]:GDDR3メモリ版
| GPU名 | コア クロック | メモリー クロック | メモリー 容量 | バス 幅 | プロセッ サー数 |
|---|---|---|---|---|---|
| GTS 250 | 738MHz | 2.2GHz | 512MB/1GB | 256bit | 128 |
| GT 240 | 550MHz | 3.4GHz[5] 2GHz[3] | 512MB/1GB | 128bit | 96 |
| 9600 GT | 650MHz | 1.8GHz | 512MB | 256bit | 64 |
前世代のミドルレンジ「GeForce 9600GT」との比較で、シェーダプロセッサ数(CUDA Core)は1.5倍に増えましたが、メモリインタフェース(バス幅)やROPユニット数は半減されています。
その3D性能はどの程度なのか、「4Gamer.net」や「PC Watch」のレビューを見ていきます。
99ドルのDX 10.1対応エントリーミドルGPU,「GeForce GT 240」レビュー掲載
GT200ベースのミッドレンジGPU「GeForce GT 240」
3DMark06 総合スコア
| GPU名 | VRAM | 標準 1280x1024 | 高負荷 1680x1050 |
|---|---|---|---|
| GeForce GT240[GDDR5] | 512MB | 10198 | 5759 |
| GeForce GT240[GDDR3] | 512MB | 9129 | 4851 |
| GeForce 9600GT | 512MB | 11316 | 6935 |
| RADEON HD4670 | 512MB | 8757 | 5642 |
「3DMark06」を見てみると、[GDDR5]版「GeForce GT240」は、[GDDR3]版と比べて1〜2割程度高いスコアが出ているようですが、「GeForce 9600GT」には及ばない結果です。
AMD製の「RADEON HD4670」との比較では、標準設定では「GT240」優位ですが、高負荷・高解像度になると[GDDR3]版は逆転され、[GDDR5]版も互角にまで持ち込まれています。
ただし「3DMark Vantage」では、「GT240」が「9600GT」以上のスコアを出していて、得意不得意はありそうです。
消費電力も性能と同並びで、「9600GT」よりは抑えられ、「HD4670」と互角か若干高めなようです。
正直、新世代のミドルレンジGPUとしては物足りない印象ですが、「9600GT」の仕様がハイエンドに近かったために仕方のないところでしょうか。
ミドルレンジらしい3D性能と、省電力性でバランスの取れた製品と言えるかも知れません。
価格がネックになりそうですが、順調に値下がれば3D表示のMMORPG用に、選択肢の一つになりそうではあります。
AMD製CPUのこの一年
AMDのCPUも、この一年でラインアップが大きく変わりましたね。
命名ルールがわかりずらくややこしくなってきましたが、簡単に整理してみたいと思います。
まず去年の12月、「Phenom X4」シリーズと同一のアーキテクチャを採用したデュアルコアCPU「Athlon X2 7750 BlackEdition」と「Athlon X2 7550」が発表されました。
「Athlon X2 7750BE」は、クロックが同じ2.7GHzの「Athlon 64 X2 5200+」に、L3キャッシュが追加された格好です。
もちろんそれだけではなく、プラットフォームの違いは、従来の「Athlon 64 X2」「Athlon X2」シリーズとは大きな性能の差をもたらせました。
一万円以下という低価格での登場で、コストパフォーマンス的には申し分のないCPUと言われました。
ただし「Phenom X4」シリーズから2コア分を無効にしただけと言われるこのデュアルコアCPUは、消費電力の高さに難があるようです。
今年4月には、上位の「Athlon X2 7850 BlackEdition」も登場しています。
今年1月には、AMDのデスクトップ向けCPUも、45nmプロセスの時代に入り、「PhenomII X4」シリーズが発表されました。
最初に登場したのが、「PhenomII X4 940 Black Edition」と「PhenomII X4 920」です。
従来の「Phenom X4」シリーズから、着実なパフォーマンス向上を見せ、消費電力もほどよく抑えられ、ようやくIntel製CPUと互角に渡り合える製品が登場したと言われました。
一つ注意すべき点は、この2製品だけは「AM2+」パッケージの「PhenomII」であるということです。
そして翌2月に発表された「PhenomII X4 810」および「PhenomII X3 720 BlackEdition」等を日切りに、AMDのCPUは「AM3」パッケージに移行します。
「AM3」モデルは下位互換性が確保され、従来の「AM2+」パッケージにDDR2-1066メモリ環境でも利用可能になっているようです。
もちろん「AM3」パッケージに、価格も下がってきたDDR3-1333メモリを用意してこそ性能を存分に活かせると思いますが、マザー他総交換を余儀なくされる「Core i7」シリーズと比べると、導入のしやすさがメリットです。
その後「PhenomII」シリーズは、上位の「PhenomII X4 955 BlackEdition」や「PhenomII X4 965 BlackEdition」、省電力版である「e」の付与された「PhenomII X4 905e」や「PhenomII X3 705e」などが続々と発表され、ラインアップを増やしていきました。
6月に入るとデュアルコアCPU「PhenomII X2 550 BlackEdition」と「AthlonII X2 250」が発表されました。
それまで「Phenom」と言えば、クアッドないしトリプルコアCPUというイメージが定着していましたが、「PhenomII」初のデュアルコアの登場です。
また「AthlonII」という製品も初ですが、どうやらL3キャッシュの有無で、「PhenomII」と製品名が使い分けられるようです。
最初に紹介したように、L3キャッシュを持つ「Athlon」が存在するだけに、ややこしくなりましたね。
「AthlonII」も続々と新商品が発表され、クアッドコアの「AthlonII X4 630」に「AthlonII X4 620」、トリプルコアの「AthlonII X3 435」、そして省電力版の「AthlonII X4 605e」や「AthlonII X2 240e」など、ラインアップを拡げています。
省電力版は値段設定が高めで、コストパフォーマンス的には厳しいとの声も聞きますね。
またゲームによっては、L3キャッシュなしでL2を多めに取りクロックも高めな「AthlonII X2」シリーズが、一番良好なスコアを出す場合もあるようです。
マルチスレッドやL3キャッシュの有効利用がゲーム毎にマチマチのようで、CPU選びは相変わらず悩ましいですね。
命名ルールがわかりずらくややこしくなってきましたが、簡単に整理してみたいと思います。
| CPU名 | コア 数 | 動作 クロック | L2 | L3 | HT |
|---|---|---|---|---|---|
| PhenomII X4 965BE | 4 | 3.4GHz | 512KBx4 | 6MB | 2GHz |
| PhenomII X4 955BE | 4 | 3.2GHz | 512KBx4 | 6MB | 2GHz |
| PhenomII X4 905e | 4 | 2.5GHz | 512KBx4 | 6MB | 2GHz |
| PhenomII X4 940BE | 4 | 3GHz | 512KBx4 | 6MB | 1.8GHz |
| PhenomII X4 920 | 4 | 2.8GHz | 512KBx4 | 6MB | 1.8GHz |
| PhenomII X4 810 | 4 | 2.6GHz | 512KBx4 | 6MB | 1.8GHz |
| PhenomII X3 720BE | 3 | 2.8GHz | 512KBx3 | 6MB | 2GHz |
| PhenomII X3 705e | 3 | 2.5GHz | 512KBx3 | 6MB | 2GHz |
| PhenomII X2 550BE | 2 | 3.1GHz | 512KBx2 | 6MB | 2GHz |
| PhenomII X2 545 | 2 | 3GHz | 512KBx2 | 6MB | 2GHz |
| CPU名 | コア 数 | 動作 クロック | L2 | L3 | HT |
| AthlonII X4 630 | 4 | 2.8GHz | 512KBx4 | - | 2GHz |
| AthlonII X4 620 | 4 | 2.6GHz | 512KBx4 | - | 2GHz |
| AthlonII X4 605e | 4 | 2.3GHz | 512KBx4 | - | 2GHz |
| AthlonII X3 435 | 3 | 2.9GHz | 512KBx3 | - | 2GHz |
| AthlonII X2 250 | 2 | 3GHz | 1MBx2 | - | 2GHz |
| AthlonII X2 245 | 2 | 2.9GHz | 1MBx2 | - | 2GHz |
| AthlonII X2 240 | 2 | 2.8GHz | 1MBx2 | - | 2GHz |
| AthlonII X2 240e | 2 | 2.8GHz | 1MBx2 | - | 2GHz |
| AthlonII X2 235e | 2 | 2.7GHz | 1MBx2 | - | 2GHz |
| Athlon X2 7850BE | 2 | 2.8GHz | 512KBx2 | 2MB | 1.8GHz |
| Athlon X2 7750BE | 2 | 2.7GHz | 512KBx2 | 2MB | 1.8GHz |
| Athlon X2 7550 | 2 | 2.5GHz | 512KBx2 | 2MB | 1.8GHz |
まず去年の12月、「Phenom X4」シリーズと同一のアーキテクチャを採用したデュアルコアCPU「Athlon X2 7750 BlackEdition」と「Athlon X2 7550」が発表されました。
「Athlon X2 7750BE」は、クロックが同じ2.7GHzの「Athlon 64 X2 5200+」に、L3キャッシュが追加された格好です。
もちろんそれだけではなく、プラットフォームの違いは、従来の「Athlon 64 X2」「Athlon X2」シリーズとは大きな性能の差をもたらせました。
一万円以下という低価格での登場で、コストパフォーマンス的には申し分のないCPUと言われました。
ただし「Phenom X4」シリーズから2コア分を無効にしただけと言われるこのデュアルコアCPUは、消費電力の高さに難があるようです。
今年4月には、上位の「Athlon X2 7850 BlackEdition」も登場しています。
今年1月には、AMDのデスクトップ向けCPUも、45nmプロセスの時代に入り、「PhenomII X4」シリーズが発表されました。
最初に登場したのが、「PhenomII X4 940 Black Edition」と「PhenomII X4 920」です。
従来の「Phenom X4」シリーズから、着実なパフォーマンス向上を見せ、消費電力もほどよく抑えられ、ようやくIntel製CPUと互角に渡り合える製品が登場したと言われました。
一つ注意すべき点は、この2製品だけは「AM2+」パッケージの「PhenomII」であるということです。
そして翌2月に発表された「PhenomII X4 810」および「PhenomII X3 720 BlackEdition」等を日切りに、AMDのCPUは「AM3」パッケージに移行します。
「AM3」モデルは下位互換性が確保され、従来の「AM2+」パッケージにDDR2-1066メモリ環境でも利用可能になっているようです。
もちろん「AM3」パッケージに、価格も下がってきたDDR3-1333メモリを用意してこそ性能を存分に活かせると思いますが、マザー他総交換を余儀なくされる「Core i7」シリーズと比べると、導入のしやすさがメリットです。
その後「PhenomII」シリーズは、上位の「PhenomII X4 955 BlackEdition」や「PhenomII X4 965 BlackEdition」、省電力版である「e」の付与された「PhenomII X4 905e」や「PhenomII X3 705e」などが続々と発表され、ラインアップを増やしていきました。
6月に入るとデュアルコアCPU「PhenomII X2 550 BlackEdition」と「AthlonII X2 250」が発表されました。
それまで「Phenom」と言えば、クアッドないしトリプルコアCPUというイメージが定着していましたが、「PhenomII」初のデュアルコアの登場です。
また「AthlonII」という製品も初ですが、どうやらL3キャッシュの有無で、「PhenomII」と製品名が使い分けられるようです。
最初に紹介したように、L3キャッシュを持つ「Athlon」が存在するだけに、ややこしくなりましたね。
「AthlonII」も続々と新商品が発表され、クアッドコアの「AthlonII X4 630」に「AthlonII X4 620」、トリプルコアの「AthlonII X3 435」、そして省電力版の「AthlonII X4 605e」や「AthlonII X2 240e」など、ラインアップを拡げています。
省電力版は値段設定が高めで、コストパフォーマンス的には厳しいとの声も聞きますね。
またゲームによっては、L3キャッシュなしでL2を多めに取りクロックも高めな「AthlonII X2」シリーズが、一番良好なスコアを出す場合もあるようです。
マルチスレッドやL3キャッシュの有効利用がゲーム毎にマチマチのようで、CPU選びは相変わらず悩ましいですね。




